お問い合わせ・ご相談はこちら
ページトップへ戻る

省エネ・高品質な暮らし

『ずっと快適で長持ちする、資産価値の高い家』をつくるには家の性能も大きく関わってきます。

01
断熱性能
断熱性が高いと、家の保温性も高まり、少ないエネルギーで室温を調節・維持しやすくなります。

02
気密性能
家には見えない隙間がさまざまな箇所にあります。
隙間が多いと、快適な室内環境が保てません。

03
耐震性能
大きな地震が起こったとき、家の構造で大切な家族を守ります。
(スーパーウォール工法)

04
省エネ性能
建物の省エネ+機器の高効率化により使用エネルギーを削減。
ゼロエネルギー住宅

05
パッシブデザイン
太陽光や、熱、風などの自然エネルギーを取入れた設計
(通気断熱WB工法)

耐震・断熱・省エネのバランスを考えた家づくり

室田建設では、どういった仕様にするかは、お客さまとプランニング時にじっくりと相談して決めていきますが、特に「耐震」・「断熱」・「省エネ」のバランスを考えた家づくりをしています。
もちろん長期優良住宅、認定低炭素住宅やZEHとしての性能・認定取得も可能です。
これらの省エネ住宅は、一般住宅と比べると建築コストがかかりますが、住宅の生涯コストでみるとお得で、さらに快適に過ごせます。ご家族の未来の暮らしのためには、何がベストな家づくりかをしっかりと見極めることが大切です。

長期優良住宅
2009年6月に国が施行した「長期優良住宅」は、簡単に言うと「省エネで長い間快適に暮らせる家」のことです。
次世代に住み継げる住宅をつくることで、環境負荷と国民の負担を軽減し、より豊かで優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。
長期優良住宅の認定を受けるには、指定性能評価機関による適合検査を受け、耐震性、省エネ性、耐久性など9つの性能項目に基づく基準を満たす必要があります。
長期優良住宅にすることで、住宅ローン控除や税制優遇、火災保険の割引などでメリットがあります。

 

長期優良住宅の認定条件

耐震性 大規模地震などが起きた場合でも建物の変形の度合いを一定以下にする措置が講じられていることが必要です。
耐久性能(劣化対策) 通常考えられる維持管理下で、建物を使い続ける期間が100年以上になるような措置がされていることが必要で、マンションなどの鉄筋コンクリート造や一戸建てなどの木造などの場合ごとに決められています。
維持管理・更新の容易性 建物本体に影響を与えることなく、配管などの維持管理ができることや、配管の更新時の修繕が軽減される措置が講じてあることが必要です。
住戸面積 一戸建て住宅では75㎡以上、マンションなどの共同住宅においては55㎡の床面積があること、維持保全計画としては定期的な点検を実施する計画があることなどが必要です。
省エネ性 断熱性能を保つ措置が講じられている必要があります。
バリアフリー性 将来バリアフリー改修に対応できるようスペースが確保されている必要があります。
可変性 居住者のライフスタイルの変化に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられている必要があります。
住居環境 地域の地区計画に配慮した景観を損なわないようなデザインになっている必要があります。
維持保全 定期的な点検、補修等に関する計画が策定されている必要があります。
ZEH 
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
ZEH(ゼッチ)とは、ひと言で言えば「使うエネルギー≦創るエネルギー」になる住宅を指します。厳密には設計一次エネルギーの消費量と創るエネルギー量の収支をゼロ以下にする住宅。
一次エネルギーとは、発電のために必要な、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料や水力、太陽熱など、自然界に存在しているままのエネルギー源のことです。一次エネルギーを加工してつくられる電気やガスなどは二次エネルギーと言われます。つまり、家庭で消費するエアコンや給湯、照明などの二次エネルギー消費量を減らすことで、そのエネルギーを作る一次エネルギーを減らす事につながります。

 

ZEHとは
ZEHとは

ZEHってどんな家?

ZEHとして認められると補助金を受けることができます(※建築スケジュールと補助金のスケジュールが合う場合に限る)。
そのためには細かな要件が定められていますが、そのポイントは「断熱」「省エネ」「創エネ」という3つの要素です。
断熱 ZEHとして認定されるためには暑さや寒さに影響されにくいよう断熱性能を高めることが必要です。断熱材や窓の性能を高め、断熱性能が上がれば、冷暖房に使うエネルギーを減らすことができます。
省エネ 「省エネ」にはHEMS(ヘムス)という、住宅内の消費エネルギーと太陽光発電等で創るエネルギーを確認できるシステムが必要になります。また省エネタイプのエアコンや、少ないエネルギーでお湯を沸かせる高効率な給湯システム、消費電力の少ないLED照明などの導入が必要になります。
創エネ ZEHでは太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーシステムを備えることが求められます。この「創エネ」で創り出すエネルギーが、消費するエネルギーを上回るようにしなければなりません。
高断熱化によって住宅内の温度差が小さくなり、ヒートショックのリスクを低減することができます。エアコンの効きもよいため、省エネでも快適に過ごせます。太陽光発電があれば停電時でも電気を使え、光熱費を抑えられるだけでなく、安心で快適な暮らしが可能になることがZEHのメリットです。
「使うエネルギー≦創るエネルギー」になるZEH。こう言うと「使うエネルギーがゼロ以下ってことは光熱費がタダになる家ってこと?」と誤解されやすいのですが、ゼロ以下になるのは「エネルギー」であって「お金」ではありません。
また、ZEHのエネルギー消費量には、テレビや電子レンジなどの家電による消費量が入っていません。契約する電力・ガス会社や料金プランによっても光熱費は変わってくるので、暮らし方の工夫で光熱費をゼロを目指すことができます。

ZEH 施工実績を見る

ZEH普及実績

室田建設の新築住宅におけるZEHの割合
室田建設の新築住宅におけるZEHの割合

WB HOUSE
深呼吸したくなる家®
あたりまえの暮らしがしたい。
自然や季節を感じ、伝統から知恵を受け継ぐ。
そんな暮らしを考えたら、
あたりまえの家づくりが必要でした。
人が呼吸するように、家も呼吸しながら生きている。
深呼吸したくなる家。

 

日本の風土に合った古来の和風建築にヒントを得た
WB HOUSE (通気断熱WB工法)、
夏は涼しく冬は暖かい家を実現しています。
「WB」は、ダブルブレス。
二つの呼吸という意味です。
法隆寺など、最古の木造建築が傷まずに残っていることをみても、通気がいかに大切かが分かります。
壁の中を通気することで、湿気が籠らず、木が痛まないので家は長持ち。夏は通気口からの自然な上昇気流で熱気を逃がし、冬は通気口を閉じて壁内の動かない空気層が外の冷気を伝えにくくし、室温を逃しません。室内の臭いや化学物質も湿気と共に壁を通過し、外へ逃がしてしまうので、家の空気もクリーンに保ちます。

WB工法の特徴

1.壁の中の通気性

壁の中を空気が流れ、無駄な湿気も夏の熱気も家にこもりません。湿気で木材が劣化しないから、家はいつまでも丈夫です。
通気口から入った空気は、床下のひんやりした空気と混ざって壁の中を上昇。自然な空気の流れが、焼け込みの熱を緩和し、無駄な湿気を一掃する仕組みです。壁の中を空気が流れることで、室内は熱気の影響を受けにくい快適な空間になります。
壁の中の通気性

2.気温に反応する形状記憶合金

各通気口に、気温の変化で伸縮する形状記憶合金を利用。暑くなったら服を脱ぎ、寒くなったら服を着こむ。人はそうやって季節に応じた服装をしています。気温に応じて通気口が自動的に開閉する発想により、家も同じように、季節に合わせて衣替えすることができます。
電力を使わない自然の力を利用した換気は環境にも優しく経済的です。

電力を使わない自然の力を利用した換気は環境にも優しく経済的です

形状記憶合金はチタンとニッケルでできているため海に面した地域でも錆びることはありません。

形状記憶合金はチタンとニッケルでできているため海に面した地域でも錆びることはありません

3.気密性と断熱性

気温が低下すると形状記憶合金で各通気口は自動的に閉じ、冷たい空気の侵入を防ぎます。
壁の中の空気を動きにくくすることで、室内暖房の熱が逃げにくくなり断熱性がアップ。夏の通気性とは一変、家は気密性が高い状態になります。
気密性と断熱性

4.湿気を通す壁

湿気の多い日本の家づくりには、昔から土壁が使われてきました。
伝統的な土壁が持つ調湿作用を応用し、臭いも化学物質も湿気と一緒に壁を通過。湿度の変化は家の寿命やカビの発生、体感温度にも密接に関係しています。浸透圧によって室内の科学物質やニオイと共に、余分な湿気も壁を透過して屋外に排出するので、カビ抑制にも効果を発揮します。機械による室内換気をしなくても、室内は常にクリーンな空気で保たれます。
湿気を通す壁

シックハウス

現在の住宅は24時間換気システムが義務化されています。
この背景には、断熱性と気密性を高めた高気密住宅の普及や、新建材、ビニールクロスが多く使われるようになったことで、湿気や化学物質が充満する家ができてしまいました。
気づかぬうちに健康被害にあっている可能性がある「シックハウス症候群」と呼ばれるその症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によって様々です。湿度が高いと細菌、カビ、ダニが繁殖しやすくなり、また、一般的な石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。
シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。
シックハウス
WB工法は部屋の壁をコットンクロスにすることで湿気や化学物質が壁に抜け、壁の中の通気層を通って、棟排気で排出されます。湿気と一緒に臭いも壁を通気するため、ペットのニオイや室内干しの生乾きの臭いなどの生活臭がこもりません。
大切な家族の健康を守り、地球環境にも配慮した家づくりをご提案します。